2007年09月08日
ぼくらの
ニコニコ動画で歌がネタとして使われていて、それから興味を持ってこのアニメを見始めました。正直ここまで面白いとは思ってなかった。いわゆる「アニメ」の枠から一線を越えてしまったような、なんとも強烈なストーリーだ。今のアニメって完全に子供向けから大人向けにシフトしているよ。これを無垢な子供が見たらトラウマなんてレベルじゃすまないよな・・・
「続きを読む」でちょっとアニメについて書いてみた。(改行してないのはなんとなくです。)
・現在のアニメと昔のアニメ
未だにアニメに対する見方考え方は旧時代のものが蔓延しているから大人がアニメを見ていると「えー」という見方が一般的。でもそのおかげでこの手のアニメを現在視聴できていると思う。だってこんなアニメが日曜日の朝、平日の夕方や夕飯時に流れていたら子供たちが見るわけでしょ?そしたら世の中のいろいろな力の流れが働いて「ぬるい」アニメしか放映できなくなってしまう気がする。一方、深夜帯なら子供の目に触れることはほとんどない。アニメに偏見を持っている人もわざわざ深夜にアニメを見ようとは思わないだろうし。だから見たい人だけが見られるアニメが放送できる。ブロードバンド放送だって見たい人が選んで視聴している。まぁニコニコ動画みたいな形での視聴はいろいろと問題があることはわかっているつもりだけど。でも、これだけは確かじゃないかな。たとえ内容的にテレビ放送ギリギリのアニメだったとしても「わかっている人」にだけ見られる環境が現在のアニメスタイルとなっているということ。悪い言い方をすれば、ちょっと頭の足りない人がなんとなく視聴した結果、変な影響を受けて変な行動に出るようなことは現在のアニメスタイルでは起こりにくい、はず。誰が見ても問題のない時間帯と選んだ人だけが見られる時間帯、またはその放映スタイル。アダルト映像文化がR指定だのX指定だのに分かれた形と同じ。違うか・・・
なんかいろいろ書いたけど、俺個人としては一般世間のアニメに対する視点はできるだけ現状維持していてほしいなぁ。アニメ見る=オタクと言われたってなんとも思わない。むしろその方がいい。だって「ぼくらの」のようなアニメが普通に受け入れられるような社会になってしまったら、今のアニメが無くなってしまうようでいやだな。アニメだから出来る、アニメにしか出来ないものが、今だから出来ているんじゃないかと思う。たとえいろんな規制が出てきてもアニメオタクという概念が世間にある限り、今のすばらしいアニメはなくならないと俺は思う。
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